CUBORO(キュボロ・クボロ)を手作りした強者現る!!!

キュボロ

空間認識能力や集中力、想像力を育てる知育玩具として有名なCUBORO(キュボロ・クボロ)。

藤井棋士が愛用していたおもちゃとして一躍有名になり、国内ではすべて在庫切れ。

まったく手に入らない状況です。

買えないなら作ったらどうだ?と思い、先日こんな記事を書きました。

知育おもちゃキュボロ(CUBORO)は手作りできるのか?藤井聡太四段の知育玩具

すると、この記事を読んだ、わりりおさんという方が、キュボロを電動ドリルで自作したことを報告してくださいました!!

キュボロ(StandardやBasis)があまりに買えないため、仕方なく一部を自分で作ってみました。DIYの経験がなく興味もない素人です。

工具は電動ドリルのみ、借りて用いました。ドリルの先に取り付ける部品が幾つかあれば、キュボロとして使用できるレベルまで持っていけます。材料は、50x50x50mmの市販木材です。作業の成功率は平均で7割あまり(ただし難易度で大きく変動)、1つあたりの作成時間は慣れれば約20分でした(直通穴+1面に溝.の場合)。

さらに、非常に詳細な作り方や作業時間、感想などもお送りくださったので、こちらで紹介させていただきたいと思います。

こちらが、わりりおさんが作成されたお手製キュボロ。

作業内容の詳細を以下に掲載させていただきます。

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手作りキュボロの作り方

はじめに:ここは読み飛ばしてokです

ブームが沈静化するまでの今後1年程度は、正規価格で購入できない人が多いと予想します。仕方なく自作する人や、既存にないパターンを作成したい人の一助になれば幸いです。ただし、自分はキュボロを尊重する立場であり、DIYを推奨する立場ではない、と何のためか謎な予防線を張っておきます。また、本物が手元にない状態で自作するのは、見本がなく得策ではありません。自分の場合は、正規価格で唯一購入できたCuboro Multiを作業見本にしました。

本物のキュボロほど美しい仕上がりは望めませんが、一応使えるレベルなら許せる人でしたら、工具は電動ドリルだけで大丈夫です。
実際の作業結果は、難易度にも依存しますが自分の平均成功率が~8割程度、1つあたりの作成時間は慣れれば約20分(直通穴+1面に溝)もしくは約30分(直通穴+上下面に溝)でした。ちなみに作業者のわりりおは、DIYの経験がなく興味もない素人です。ドリルはジィジに借りました。

道具

電動ドリルの先に取り付ける部品は以下3種類、うち(1),(2)の2種類は1,000円程度で入手できます。(3)は自作します。

(1) 17mm径程度のドリル刃
例えば:インパクトビット

(2) 回転ヤスリ
例えば:木工用ローターヤスリ

(3) 仕上げ用の回転紙やすり
以下の要領で、加工開始前に自作しました。自作やすり1本あたり6個の仕上げに利用可能です。自作やすりは使って捨てましたので、写真はありません。
菜箸(芯)を15cm程度の長さで折り、ダンボールの切れ端(10cm幅程度x20cm長程度)をキツく巻いて接着しました。接着には、十分な量の木工用ボンドを用いました。ロールケーキのクリーム部が木工用ボンド、スポンジがダンボールだと思えばイメージしやすいと思います。最後にダンボールの外から240番の紙やすりを巻いて接着し、完成です(巻き寿司で言えば紙やすりが海苔に相当します)。おおよそ外径12mm程度で作成しました。また、自分は手元にあった240番の紙やすりを使いましたが、仕上げをキレイにするには400番程度が良いようです。

あとは以下(4)を用いて、削る場所を鉛筆マーキングします。木材1つあたり平均2-3分でできます。

(4) コンパス、定規、鉛筆 :キュボロの穴は半径10mm(直径20mm)、溝も半径10mmの半円状です。木材は一辺50mmなので、辺から15mmずつ余白を取れば、20mm幅が残ります。カーブしている溝も、コンパスでマーキングしておきます。

材料

50 x 50 x 50mmの木材(シナ、~200円/個)
高密度の木材を使う方が完成形は美しいでしょうが、低密度の方が加工しやすく、自分のような素人向けです。
参照:常木教材株式会社
しばしば売り切れになりますが、問い合わせすると速やかに用意して頂けました。

作業

難易度が低い順に上から並べています。時間目安も記載しました。
面倒臭がりな自分は、万力等で木材を固定することなく、適当な椅子に座りつつスリッパ+靴下を履いた両足で木材を挟み押さえて作業しましたが、これは安全とは言えません。

[その1]:直通穴を空けたい(5分あまり)
予想通り電動ドリルを使います。「大体こんなもん」で入口/出口両側から穴を掘ります。
トンネル開通した段階では、穴の位置がわずかにズレているでしょうが、
ドリル刃を回転ヤスリに付け替え、削ってズレを修正しつつ穴を広げます。
(後で修正できるよう、最終直径20mmの穴に対して17mm径のドリル刃を使っています)
最後に回転紙やすりに付け替え、滑らかにして仕上げます。
穴の縁も少しなだらかにし、ササクレをなくします。

[その2]:溝を掘りたい(10分前後)#結構力を使います。
電動ドリルでも、回転ヤスリを装着して少し時間を掛ければ、普通に木を削れます。
マーキングした範囲を「大体こんなもん」で削ります。最後に回転紙やすりで仕上げます。
ただし内部穴を削る場合と異なり、表面を回転ヤスリで削る場合は、
木材とヤスリが反発して暴れることがありますので、怪我しないよう注意して作業して下さい。
また握力を結構使うようで、作業後は疲れます。女性向けではない作業です。

[その3]:下り坂の直通穴を空けたい(5分あまり) 
これも電動ドリルを使い、「大体この方向」で入口/出口両方から穴を掘ります。
下り坂の出口側は、下から12mm付近(左右は中央)にドリル中心を合わせて掘ります。
貫通した後の作業は、上記その1と同じです。

[その4]:下り坂のカーブ穴を空けたい(10分程度)
電動ドリルを慎重に使い、カーブを少し意識しつつ両側から少しずつ穴を掘ります。
穴が繋がる少し前に、ドリルから回転ヤスリへ付け替えて削ります。
貫通したら、形を整えつつ穴を広げます。あとは回転紙やすりで滑らかにすればokです。
下り坂になってさえいれば、滑らかなカーブでなくても一応使えます。 
もちろん、滑らかなカーブである方が望ましいです。
ぎこちないカーブ、直角に近いカーブだと、ビー玉の勢いが想定より落ちます。

[その5]:カーブ穴を空けたい(10分程度)
電動ドリルを慎重に使い、カーブ方向を意識して面の重心から少し斜めにドリルを入れます。
両側から穴を掘り進め、穴が繋がる少し前に回転ヤスリに切り替えます。
滑らかなカーブに仕上げる意識を持ちつつ削ります。後は感性で。
高さが同じ(下り坂でない)カーブ穴の場合、滑らかなカーブ穴でなければ実際には使えません。

作業後、ブロックを挟むのに使った股関節周りの筋肉、および電動ドリルを握った右腕の筋肉が筋肉痛になりました。1日あたりの作成個数は~6個程度、鍛えてない中年男性だとそれ以上はシンドイです。

わりりおの成功/失敗率は大体以下の通りでした:
その1 → 基本的に問題なし。たまに穴の方向が合わな過ぎることも。
その2 → 基本的に問題なし。微妙に削りすぎることが~2割程度。
その3 → 穴の方向が合わな過ぎて使えない割合が3割程度。
その4 → 穴の方向が合わな過ぎて使えない割合が3割程度。
その5 → 使えない割合が3割程度。

以上の作業、DIYに長けた人なら物申したいところがあるかも知れません。
最適な道具を使わず横着している分、安全面へのケアが不十分です。ヘマすれば怪我し得ることを意識する必要があります。
ちなみに、わりりおは怪我しませんでした。上記その2の作業では、回転ヤスリが暴れて足に当たることがしばしばありました。しかし事前に予想していれば対応でき、意外と怪我しないようです。油断した時が怪我する時なのでしょう。

さいごに

キュボロを買いたくても入手できないし、息子の誕生日に間に合わせたかったのとで、仕方なく自作を試みましたが、DIYに興味がない立場としては、正規価格で購入できるなら自作するよりお金で(作業)時間とクオリティを買って良いのでは、というのが最終的な感想です。

自作キュボロを作ったわりりおさん

息子さんの誕生日プレゼントにと、キュボロを手作りされたわりりおさん。なんて素敵な方なんでしょう。

文章からも、手作りに挑戦する方への思いやりが伝わってきて、こんな旦那さんと結婚したい〜♪なんて思ってしまいました(笑)

息子さんも手作りのプレゼントで喜ばれたのではないでしょうか。

わりりおさん、どうもありがとうございました!!

【関連記事】
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コメント

  1. 工房りん 吉浦倫夫 より:

    クボロ54個 完成しました 全体でビー玉転がして見ないと完成度確認できませんが 製作前はいろいろ考えましたが 焦らず一つずつ 問題解決してどうにか出来ました 製作記録は 工房りん/お店のミカタで検索さい。

    • ちゃこ より:

      工房りん 吉浦倫夫さん

      コメントをありがとうございます!HPを拝見しました。3歳のお孫さんのために製作されたのですね。素敵なお祖父様ですね!

      HPには作り方もわかりやすく書かれていて、大変参考になります。56個分のパーツ作りに17時間も(ー_ー)!!

      お教えくださってありがとうございました!

  2. うーま より:

    はじめまして
    私もキュボロの自作を行なっている者です
    まだ子供が小さいのでビー玉を飲み込んだりしたら大変なこともあり
    3歳ぐらいになったらプレゼントしようと少しずつ作成していますが、
    トリマーとジグソーと小型フライス盤でなんとかしようと頭を抱えていました。
    HPを見させていただいて、とても参考になりました。
    ありがとうございます
    それなりの精度を出すのに苦労しそうですね

    • ちゃこ より:

      うーまさん

      はじめまして。コメントありがとうございます!
      出産のため返信がこんなに遅くなりすみません。
      少しずつ手作りされているのですね。
      もし、完成されたらご報告してくださると嬉しいです!どこで苦労されたか、工夫した点などお聞かせください♪

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