私が家庭保育園の教材を調べていて、とても気になっていたのが、「家庭名画美術館」という名画の作品集です。
ドッツカードや絵カードより、この画集が欲しかった。
名画美術館の内容や我が家での使用法を紹介します。
家庭保育園の家庭名画美術館とは
家庭名画美術館は、日本画と洋画の名画がA4サイズのボードに印刷されたものです。
日本画が55枚、洋画が25枚の合計80枚。
有名所ではゴッホの「ひまわり」や、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」、葛飾北斎の「富嶽三十六景」などが含まれています。
ボードの表面に絵、裏面に解説。解説には作者、タイトル、制作年、着色方法、絵の解説文が書かれています。
また、絵を額に入れて飾れるように額縁も2つセットになっているので、絵を飾り自宅をミニ美術館にできる、ということみたいです。
ちなみに、私にとって80枚のうち半分以上は知らない絵でした。特に、日本画。教科書に載ってた気がするなぁ程度の絵がちらほら。全く知らない絵がたくさん(^_^;)
土佐光起とか上村松園とか初めて名前を聞きました。
洋画は25枚しかないので、馴染みのある絵が多かったです。でも、ピカソとかダリの絵は入ってないんですね〜。
別冊で解説書もありますが、書かれている内容はボードの裏面のものと同じです。
家庭名画美術館の使用法と収納
本来は額縁に入れて鑑賞するのが正しい使い方なのでしょうが、我が家では他の方のブログを参考にファイリングして使用しています。
家庭保育園をされていた方の経験談にも、絵の入れ替えが面倒でずっと同じ絵を飾っただけだったという話があります。
魔法の言葉日めくりカレンダーですら何日もめくらないで過ごすような性格ですから、こまめに額に入れた絵を交換することなど決してないだろう。\(^o^)/
ということで、額縁は2つともダンボールにしまいました。壁に飾れるスペースがないというのもありますし。
そこで買ったのが、無印良品のクリアホルダー。
ボードの大きさがA4サイズより少し大きいので、普通のA4フォルダーでは収納できません。
無印良品には「A4ワイド」という幅が少し広めのフォルダーがあるので、こちらでファイリング。
40ポケット(税込み580円)のものを2つ買い、80枚すべての絵を収納しました。
パラパラめくって絵を眺めるのは楽しいですね。夫にも好評でした。
失敗したな~と思うのは、少しケチって40ポケットを買ったこと。お店にはワイドサイズの20ポケットのものもありました。税込み380円だったので、これを4つ買うより40ポケット2つの方が安くていいわ、と単純に考えたのですが、、、
40枚分の絵画ボードは、かなりずっしりとした重さ。小さい子どもが1人で取り出すには重たいです。また、めくるときも全体的に厚みがあるので絵本のように手で持ってめくるのは困難。床の上や机の上に置いて眺めることになります。
子どもを膝に座らせ、一緒にパラパラめくりたかったなぁと後悔。クリアホルダーでの使用、収納をお考えなら20ポケット×4をおすすめします!
名画美術館の感想
絵を描くのは、からきしダメな私。一方絵を観るのは好きで、美術館には大学時代からたびたび行っていました。そういえば、夫との初デートも美術館だったような。(*´∀`)
でも体系的に勉強したことがないので、好きだな、とか、迫力あるな、とか、もっと見ていたいな、と直感的に感じるだけ。それも洋画ばかり。
気に入った絵があると、その絵のポストカードを買って集めていた時期もありました。名画美術館には含まれていませんが、カンディンスキーやポール・シニャックの絵が特に好きです。
今回80枚の絵を眺めてみて、日本画もいいもんだなぁと思いました。小田野直武の「不忍池図」や速水御舟(はやみぎょしゅう)の「粧蛾舞戯」(しょうがぶぎ)には、ハッとさせられました。実物を見てみたい。
そういえば、絵の解説の中に所蔵美術館の情報もありました。地理的に近ければ、本物を見に家族で美術館へ、なんてことも将来できそうですね。
家庭保育園の教材を中古として売ったけれど、名画美術館だけは手放せない、という方もいるようです。私が買った中古セットも名画美術館は入っていませんでした。
ヤフオクやメルカリ、中古教材販売サイトなどで、名画美術館だけの購入もできます。相場は5000円くらい。名画を家族で手軽に楽しむなら、家庭名画美術館は良いものだと感じます。
公文や七田式のカードにも名画カードというのがあり、こちらの方が値段はお手頃。その分小さいですね。名画に親しむだけなら名画カードでも良さそうです。
最後までお読み下さりありがとうございました!