先日、初めてキッズライン(KIDS LINE)の家事代行サービスを利用しました。
3時間でお料理をお願いし、計8品作っていただき、心に余裕のある食事をすることができました。
もくじ
キッズラインの家事代行(料理)を依頼した理由
キッズラインはベビーシッターサービスで有名ですが、2018年11月から家事代行サービスも始まりました。
当時から利用したいなと思っていたのですが近くに料理を依頼できるサポーターがおらず、様子を見ていました。
平日は私も夫も働いていて、家事をするのは子どもの寝かしつけの後。
平日の家事は洗濯、皿洗い、風呂掃除が最優先。料理はときどき。
お惣菜を買ったり、冷凍食品を使ったり、ミールキットを使ったりはしていますが、やっぱり手料理が一番美味しい。
比較的近所で料理代行のサポーターが見つかったので、思い切って頼んでみることにしました。
キッズラインの家事代行(料理)当日までの流れ
キッズラインのアプリを使えばやり方に迷うことはないのですが、私が料理代行を依頼するまでの流れをまとめます。
キッズラインの事前登録
依頼をするには、住所やプロフィール、クレジットカード情報などの事前登録が必要です。
サポーターの検索だけなら登録不要ですが、家の住所から近い順にサポーターを表示させる機能もあるので、住所など登録しておいたほうが便利です。
私は以前ベビーシッターで利用登録していたので、その情報を引き続き使いました。
サポーターの検索
「検索ボタン」→「絞り込み」で「家事代行」にチェック。
「特徴」から「家庭料理」「作り置き料理」にチェック。
「並び順」で「自宅に近い順」にチェック。
この設定で検索すると、自宅から近い順にサポーターの写真や時給を見ることができます。
家から遠いと交通費が高くつきます。(交通費は依頼者負担)
私はご近所さんの中から、時給とプロフィール、過去の利用者のレビューを見て決めました。以下Aさんとします。
サポーターにメッセージ
依頼したいサポーターが決まったら、メッセージを送ります。
サポーターがリクエスト可能な日時をオープンにしているので、メッセージを送らずに「予約リクエスト」を送ることもできます。
今回は依頼したい日にちを事前に相談したかったので、Aさんにはメッセージで打診しました。
キッズラインのメッセージには既読・未読機能があるので返事がないときもAさんの既読状況がわかり安心でした。
日時の調整ができたところで予約リクエストに進みます。
予約リクエスト
予約リクエストを送ると、Aさんからから見積もりの確認がありました。
ここで、トータルでお支払いする金額の概算がわかります。
が、初利用だとこれが思ったより高くてびっくりすると思います。
例えば時給1800円のサポーターに3時間依頼したら1800×3=5400円かと思うのですが、ここにキッズラインの手数料と交通費が上乗せされます。
キッズラインの利用手数料が20%+税。5400×0.2×1.08=1166円。
交通費はサポーターの自宅と依頼者の自宅までで距離や交通手段によって変わりますが、例えば片道300円だと往復600円。
合計7000円を超えるんですね。
交通費を抑えるために私はできるだけ近くのサポーターを探しました。
システム利用料の20%を抑える方法としては「定期予約」というのがあります。
毎週○曜○時〜、というように同じサポーターに定期的に依頼すると利用手数料が10%になります。一度依頼して良さそうな方だったら定期予約に切り替えると値段を抑えられます。
ここではあくまでも見積もり金額で、実際の支払い確定はサポート終了後になります。
予約確定と事前打ち合わせ
予約が決まった後は、メニューの打ち合わせをメッセージで行いました。
私は献立を考えるのが苦手なので、家にある食材を全てお伝え。
写真と文章で、「この食材どれでも使って作ってください」とお願いしました。
すると、作る予定のメニューを事前に教えていただけました。(※これがAさんのやり方なのか、キッズラインで統一のやり方なのかはわかりません)
私はこの時点で感動!!材料から献立を8品も考えられるのは、すごいです。
キッズラインの家事代行(料理)当日の流れ
いよいよ、料理代行の当日です。
日曜日の15-18時で依頼していましたが14:50にいらしてくださしました。
挨拶をし、ゴミの分別法や食材・調味料・料理道具・皿・容器の場所の確認を一緒に。
使うふきん、ポリ袋、ラップ、ペーパータオルなどの場所もお伝えしました。
包丁やまな板を食材によって使い分けている場合は、このタイミングでお伝えしておくと家のルールに沿って調理してもらえるそうです。
子どもたちが家にいると料理に集中できなそうだったので、私は外遊びさせるために外出。夫が在宅していました。
18時前に家に戻ると、玄関のドアを開ける前から美味しそうな匂いが。夕飯の良いにおいのする家に帰るのは何年ぶり?高校生以来!?
「お腹すいたー!今日のご飯なに??」と言いながら台所をのぞいていた青春時代を思い出しました(笑)
Aさんは、料理をすべて終え鍋やフライパンを洗っているところでした。
作って頂いたのは全部で8品!
もともとはカブのスープがメニューにありましたが、朝食の味噌汁に使ってなくなってしまったので、パプリカのマリネに差し替えたとのこと。
すべての料理がタッパーに詰められ、粗熱がとれたものは冷蔵庫に入れてありました。
お礼をお伝えし、Aさんは帰宅。
後片付けまで完璧にやってくださり、まったくストレスなく、すぐに家族で夕飯を食べることができました。
キッズラインの家事代行(料理)終了後の流れ
Aさん(サポーター)がキッズラインにサポートの終了報告をすると、私に支払い通知が来ます。
金額を確認し、登録したクレジットカードで支払い。
このときAさんの評価を☆とコメントで行います。
この評価(レビュー)は全員に公開されるので個人情報は伏せます。
他の方のレビューを見ても、よほどのことがない限りすべての項目に☆5をつける文化のようです。コメントにも良いことしか書かない。
自宅に来てもらっているので住所も顔もバレているし、わざわざ悪いことを書いてトラブルになったら怖いですもんね。
支払いと評価の後、今度はAさんが私のレビュー(ユーザーレビュー)を行います。
一般ユーザーには公開されませんが、サポーターの方々には見られるようです。サポーターの安全確保、リスクヘッジのための機能でしょう。
サポーターからどんなレビューをされたかは、自分のプロフィール画面でチェックできます。
態度が悪かったり、悪質な依頼をするとレビューに書かれる可能性もあるので注意しましょう。
キッズラインの家事代行(料理)を使った感想と失敗したこと
料理代行を利用した感想と料金
今回の依頼では3時間で8品を作ってくださり、値段は6978円でした。
我が家の世帯収入からすると決して安くはなく(むしろ高い)頻繁に利用するには勇気が要ります。
でも、平日。保育園のお迎えの後、冷蔵庫にある手作りのおかずを温めるだけですぐに夕飯が食べられるのは、精神的にも体力的にもとってもラクでありがたいものでした。
晩ごはんの献立をどうしようか悩むストレス。
おかずが無くて18時過ぎに子ども二人を連れてスーパーに行き、クタクタになって帰るストレス。
冷凍食品、濃い味付けの惣菜、揚げ物が多く野菜の少ない夜ご飯が続いて、子どもたちの身体の成長を心配するストレス。
お腹が空いて機嫌の悪い子どもたちを待たせ、大慌てで料理をするストレス。
こういうストレスから開放されて、栄養バランスの良い家庭料理が食べられるなら週1回のペースで定期予約しても良いのかな、と思います。
普段のお昼は外食かコンビニ弁当なので、作ってもらったおかずを詰めて夫婦で1日分お弁当を持っていくだけでも食費がそれなりに浮きますし。
夫は「3時間で7千円は高いよね」と言っていますが平日の料理担当は私だし、ここは外注しても良いんじゃないか?という気持ち。
私が作ったことのない味付けやレシピも含まれていて、料理のレパートリーを増やせそう。
料理代行を利用して後悔していること
一方で、失敗したなと思っている反省点もあります。
事前に「子どもも同じものを食べるので薄めの味付けを」とお願いしていましたが、思ったよりも薄味でした。
味の濃さの基準は人それぞれなので、調理中に味の確認を一緒にしておけばもっと美味しくいただけたのではと思います。
自分だけが見られるサポーターごとのメモ機能があるので、味が薄かったことを記録しておきました。あと、子どもがハマったメニューと私が好きな味付けのメニューも。もしAさんにまた来てもらうなら、レシピを聞くつもりで。
もう一つ後悔しているのが、料理の流れをまったく見ていなかったこと。
ガスコンロ2つ。食洗機があるため狭い調理台。さほど広くない使い勝手の悪い台所。物の位置もよくわからない初めての環境にもかかわらず3時間で8品作り後片付けまで終える手際の良さ。
いったいどうしたらそんなにたくさん、早く料理ができるのか。w(゜o゜)w
子どもが寝た22時過ぎから台所に立ち、頑張って料理をしても、私の場合ハンバーグ、きんぴらごぼう、味噌汁を作ったくらいであっという間に日付が変わってしまうので。。。
きっと調理の流れに無駄がなく、効率よくたくさん作るコツがあるのでしょう。それを覚えたら家事代行を頼まなくても日々のストレスが減りそうです。
今回は子どもたちと遊ぶ時間を確保するために、作業内容は全く確認しませんでした。
が、次回は技を盗むつもりでサポーターさんの動きを観察し、効率の良い料理の仕方を教わりたいです。
キッズラインの家事代行とCasy,ベアーズの料理代行の比較
料理代行の大手は他にCasy(カジー)とベアーズがあり、こちらも比較検討しています。
ビジネスモデルとして、キッズラインはサポーターと利用者をマッチングするプラットフォーム、Casyとベアーズはサービスを提供する事業という違いがあります。
キッズラインはどの人を選ぶかは自分ですべて決めることができ、サポーターも評価されるしユーザーも評価される「人」を軸にしたサービスです。値付け(時給)も自由に決められるのでメルカリに似ていますね。
料金は3時間の依頼、交通費込みでCasyが約7900円〜8400円、ベアーズが約11,600円〜13,600円。
交通費や1時間あたりの単価は一律で、料金の幅は利用の頻度による時間単価の違いです。
キッズラインは時給や交通費、オプション料金がサポーターによって違うので、毎回同じ金額にはなりません。
信頼しているサポーターが回数を重ねるうちに時給を上げる可能性もありますので、予算が立てにくいデメリットがあります。
今回は時給1800円の方に依頼したので3時間で7000円以下でしたが、もし時給2000円の方だったら7700円となります。時給が2000円以上の人も結構いるので、場合によってはCasyの方が安くなることもありそうです。
逆に、地域によっては時給1300円、1400円で受けている方もいるので、お近くでそんなサポーターがいたらお得ですね。(キッズラインは時給1000円〜とうたっていて、1000円の人も稀にいます。)
個人的には創業者の経沢香保子さんが非常に魅力的なこと、個人と個人をつなぐプラットフォームビジネスがこれから伸びると考えていることから、キッズラインが今後、家事代行でも最大手になるんじゃないかなと思ってます。(*^^*)
もしこの記事がお役に立てたら、キッズラインを登録するときに以下の紹介コードをコピペしてくださると嬉しいです。
kids_9326906336
新規登録時にクーポンコードを入力することで、あなたが3000ポイント、私が1000ポイントもらえます。
1ポイント1円相当なので実質3000円オフで利用できます♪
キッズライン家事代行(KIDSLINE)
最後までお読みくださりありがとうございました!