我が家の台所育児と食育。(1歳10ヶ月)

キッチン

好き嫌いのない子になってほしい。

料理するが好きな子になってほしい。

お手伝いが好きな子になってほしい。

そんな気持ちから、1歳過ぎからいろいろな食材に触れさせて、私が料理するところも積極的に見せてます。

流行りの(?)台所育児ってやつです。

1歳10ヶ月にもなると、結構いろんなお手伝いができます。

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バナナヨーグルト

こーくん大好物、バナナヨーグルト。保育園から帰ってきて、夕飯ができあがるまでのつなぎで、自分で作って食べてもらってます。

バナナを野菜室から取り出して、房から一本だけ切り分ける。バナナの皮を剥き、皮はゴミ袋へポイ。

台所育児バナナ

私が用意した二人分のお皿の中にバナナを半分に分けて入れる。

ヨーグルトの蓋を開け、容器からスプーンで取り分ける。ヨーグルトの蓋を閉める。

台所育児ヨーグルト

夕飯前にバナナを丸ごと一本は多いので、「ママの分も作って〜。半分こしてね。」と言って二人分作ってもらいます。

バナナを小さくスプーンで切り分けるのは私の仕事。大きいままだとあっという間に食べ終わってしまうので時間稼ぎです。

最近は「こーくんも、ちょっきんしたい」と言って自分で細かくしたがりますが、まだ難しいよう。

バナナも柔らかいものだと簡単に皮が剥けますが、十分に熟してないものだと「かたぁい!!!」と叫ぶので一緒に手伝います。

ヨーグルトをお皿に移すときは、ぼたりぼたりとテーブルの上にこぼしてしまいますが、日に日に上達してます。

玉ねぎの皮むき

こーくんが一番好なお手伝い。1歳2ヶ月から始めています。
(関連:2016年12月 今月の振り返り・1歳2ヶ月の成長記録

「今日、玉ねぎを料理に使うから、皮を剥いてくれる〜?」と聞くと大喜びで冷蔵庫から玉ねぎを取り出します。

玉ねぎの茎側の部分から、少しだけ皮をはがしてやると、真剣に夢中になって皮むき。

途中でむけなくなって助けを求められたら「おぉ〜こんなに剥けたんだね!助かるなぁ」と言いながら、再び側の一部を剥がしやすいように破ってあげます。

最後までつるつるに皮が剥けたら「できた!みて!!」と自慢げに持ってくるので「真っ白になったね!ありがとう!」と絶賛。

「これを、包丁で切って、お味噌汁に入れようね〜」なんて話をします。

ときどき手伝いが必要ではありますが、夕飯作りのちょっとした戦力です。危ないことも一切ないし、皮むきはおすすめ。

にんにくの皮むきも何度か挑戦していますが、これはまだ難しい。

ミニトマトのヘタ取り

トマトも大好きこーくん。ミニトマトを買ってきたら、パックから出してヘタを取ってもらいます。

台所育児ミニトマト

台所育児は、指先を使う作業が多いので、これだけでかなり器用になるでしょう。

最初の頃は好物のトマトを早く食べたくて、口に入れようとしていました。でも、「きれいに洗ってから食べようね」と言い続けた結果、今ではちゃんと我慢できます。

イチゴが出回っていた時期は、イチゴのヘタもよく取ってもらっていました。

そら豆のサヤとり

そら豆なんて滅多に買ったことがありませんでしたが、今年はよく食べました。

分厚いサヤからつるりとマメを取り出すのは結構快感。こーくんも随分ハマって熱心にやっていました。

そら豆

そら豆がお皿いっぱいになると、おままごとの道具と化し、おもちゃのカップに繰り返し移し替えて遊びました。

茹でたそら豆も、手先を器用にする絶好の機会。薄皮をできるだけ自分で剥かせます。

「きれいに剥けたね〜!」「つるんって剥けたね!面白いねぇ」などと楽しみながら食べました。

茹でた枝豆のサヤから豆を取り出すのも、すごく指先を使います。枝豆も大好物なのでよく食卓に上がりますが、この数ヶ月で本当に器用に豆を取り出せるようにになりました。

ただ、豆系は喉に詰まらせないようにだけご注意を。

食材を野菜室から出す

器用さというより、知識・体験を増やすためですが、最近はもっぱら料理の際に野菜を冷蔵庫からもってくるのはこーくんの仕事。

冷蔵庫の一番下が野菜室で、1歳8ヶ月くらいから自由に開けられる用になったのを機に、お手伝いをお願いしてます。

「生姜出して〜」とか、「椎茸と大根お願い!」とか。「もう一つ」という意味もこれで学んだと思います。

「にんじんを2本」とか「玉ねぎ3個」とか、数も伝えながらお願いすることもあります。まだ、2個、3個などの数の認識はしてないみたいですが。

ポテトサラダを一緒に作る

ふかした皮付きじゃがいもの皮を「熱いね!アッチッチーだ!」と言いながら剥き、

マッシャーやフォークでボウルに入ったじゃがいもを潰す。

きゅうりやツナ、マヨネーズをボウルに入れてスプーンで混ぜる。

どの過程もそれなりに真似してやってくれます。潰したり混ぜたりするときは、100%ボウルから中身が飛び散るので覚悟が必要ですが。

マヨネーズを入れる前のポテト、塩コショウをする前のポテト、完成したポテト。どれも一緒に味見。

ゆで卵の殻をむく

氷水を入れたボウルにゆで卵を入れておき、一緒に殻を剥がします。

数ヶ月前は、力加減が難しいようで、殻を向こうとしてゆで卵をぐちゃぐちゃに握りつぶしてしまっていました。(ゆで時間が短かったかな。)

ハンバーグや餃子のタネを作る

生肉を触らせるのは衛生的に抵抗がありましたが、最近はむやみに口に手を入れることはないし、汚いから手を洗おうと伝えればすんなり石鹸で手洗いができるようになったので、ひき肉料理のタネづくりもときどき一緒にやります。

私は手でひき肉を捏ねますが、こーくんは触感が嫌なのか素手でタネを触るのを拒否。

スプーンを持たせて一緒に混ぜます。

ポテトサラダと同じく、具が飛び散るので後始末はちょっと大変。最後は除菌スプレーを使ってテーブルをきれいにします。

この一手間が面倒なので、ひき肉系はのお手伝いは私の心に余裕があるときだけ。

茹でたての野菜を食べさせる(食育)

私はよく野菜を食べる子供でしたが、ものすごく母の影響が大きいんです。

茹でたての野菜は甘い、茹でたての野菜が一番美味しい、と言われて育ち、ほうれん草やブロッコリー、菜の花のつぼみやアスパラガスなど茹で上がったのをそのまま台所でつまみ食いさせてもらっていました。

ちょこちょこっとつまみ食いができるのも、特別な感じがして楽しかったし、やっぱり茹でたては美味しい。

ほうれん草の茎の部分なども甘みが強く感じられて、野菜ってドレッシングやマヨネーズの味がなくても美味しいんだ、と刷り込まれています。

なので、こーくんも、茹でた野菜は何でも台所で立ったまま一緒に味見します。

枝豆、もやし、大根、かぼちゃ、玉ねぎ、じゃがいも、アスパラガス、、、何でもです。

白菜やほうれん草の葉っぱ系はこーくん苦手なようで、料理したものをお皿に出しても指でつまんで出してしまいます。

でも茹で上がりの味見のときは、口に入れて咀嚼しようとします。まぁ、すぐにベーっと吐き出すのですが。

ポイントは、一緒につまみ食いすること。「野菜ゆでたよ〜一緒に食べよう!」と言いながら、(お行儀は悪いですが)ザルからそのまま野菜を手づかみで、フーフー冷ましながら食べてます。

「甘いね〜」「シャキシャキするね」「美味しいねぇ」とお話ししながら。

最近は、洗って切っただけの生野菜も、吐き出すの前提で味見することも。

生の大根は辛味がある、生のにんじんは味が濃い、生の白菜はシャキシャキして繊維質、なんてことも一緒に確かめます。

調理済みの白菜はほぼ食べないのに、数日前は生の白菜の白い茎の部分をむしゃむしゃ食べててびっくりしました。

1歳からの台所育児・食育まとめ

1歳代でも、台所育児でできることが結構あります。

手間もかかるし、1人でチャッチャッと料理してしまうのが圧倒的に早くてラクです。

でも今時間をかけて、将来の家事をラクにしたい。小学生になったら夕飯のサラダとおかず1品くらい作れるようになってほしいなぁ。 ( ̄▽ ̄)ニヤッ

食べムラも好き嫌いもあるし、遊び食べしてしまうこともあるこーくんですが、一緒に料理をしながら何でも味わって食べられる子に育ってくれたら本望。

手先をたくさん使って、いろんな触感のものに触れ、味覚も嗅覚も使う台所育児。

市販の知育玩具で遊ばせるより、自然な形で知育にもなっていると思います。コミュニケーションもよく取れますし。

ピーラーや包丁を使えるようになれば、さらにできることが広がります。いつからピーラーデビューしようかなぁと考えていたらこんな本の存在を知りました。


坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を

1歳でも包丁持たせる人がいるのか!近いうちに読んでみようと思います。

最後までお読み下さりありがとうございました!

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