「うた200読み聞かせ1万賢い子」1日絵本30冊を目標に

童謡カード

「うた200 読み聞かせ10000 賢い子」という標語を知っていますか?

この標語が息子こーくんの教育方針の柱の一つです。

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うた200 読み聞かせ10000 賢い子

「うた200 読み聞かせ10000 賢い子」というのは公文式の言葉です。

公文の公式HPから引用すると

歌を200曲覚えるくらい、読み聞かせを1万回してあげるくらい、お子さんと言葉を通じたコミュニケーションをすることが「賢い子どもを育てる」ということ

となります。

実は私は公文っ子で、東大に入学できたのも公文をやっていたおかげだと思っています。(夫は公文に通ったことはありません。)

今でも教えてくれた公文の先生と話すことがあり、その先生のところでBaby Kumonに通っています。

私なりの解釈ですが、この標語が言いたいのは、言葉を通じたコミュニケーションが子どもの心と頭を健やかに育てる、ということだと考えています。

歌でも良いし、読み聞かせでも良いし、語りかけでも良いからたくさん言葉を使って子どもとやり取りしましょうね。テレビを見せっぱなしにしたり、スマホの動画やゲームで時間を過ごすんじゃなく、お母さんやお父さんの言葉や声をたくさん聞かせてあげましょうね、ということです。

歌200

歌を200曲覚えるくらい、とありますが、歌詞の1番を歌えるようになると1曲と数えます。

私はもっぱら童謡を歌ってあげています。

童謡は歌いやすいリズム、比較的ゆっくりとしたテンポ、さらに言葉の繰り返しも多いので、幼児でも覚えやすく歌いやすいそうです。

でてくる言葉も身近な物が多いですよね。

絵本は言葉とイラストからお話を想像しますが、歌の場合は歌詞から言葉の意味や内容を類推します。この類推力は、周りの人がしゃべっている言葉を聞いて語彙をどんどん増やす幼児期に大切だそうです。

うちで使っているのは、くもんの童謡カード。表面はイラスト、裏面は歌詞が書いてあるので歌詞があやふやな童謡でも親が自信を持って歌えます。

童謡カード
(1集〜3集までありますが、1集だけでも30曲分あるので、まずは1集だけ買えば良いと思います。)

生後3ヶ月くらいで購入し、カードを見ながらよく歌ってあげていました。

今では、「これうたって〜」という感じでカードを手渡してきたり、私が「かえるのうた、一緒に歌おうか!」と「かえるのうた」のカードを見せると、「あーあーあー」と声を出して歌ってくれます。親子で一緒に歌う時間は幸せなひとときです♪

0歳児のとき、ぐずって泣きやまないときも、童謡カードを渡して歌ってあげると泣き止むことが多々ありました。

読み聞かせ10000

読み聞かせ1万回、というのは絵本の種類が1万冊なのではありません。

同じ絵本を10回読めば、10回とカウントします。

1日3冊読めば約9年間で1万回に。

1日10冊読めば3年足らずで1万回になります。

1日10冊と聞くと、そんなに?と思われる方もいると思いますが、幼児向けの絵本は内容が短いですし、子どもも繰り返し読みたがるので結構あっという間に10冊読めます。

そして、1日30冊読めば、1年間で1万回の読み聞かせをすることになります。

我が家の教育方針(現在1歳2ヶ月)

こーくんが産まれる前に、夫と一緒にどんな子に育ってほしいか話し合ったことがあります。

私も夫も「読書好きな子」になってほしいと思いました。

本から知識を学んだり、読書をして感動したり、本の感想を誰かと語り合ったりできると良いね、と。

なので、生後0ヶ月の時から絵本の読み聞かせを続けてきました。

1歳からの幼児教育。本格的に知育を意識し始めましたの記事でも触れましたが、途中、絵本から離れる時期もありました。

それでもできるだけ毎日、夜寝る前の読み聞かせの習慣は続けてきています。

回数はあまり意識せずこーくんの集中力に合わせて、1冊だけのときもあれば5冊くらい読む時もありました。

そして、1歳1ヶ月を過ぎた頃、1年間で1万回になるくらいの多読をしてみようと決めました。つまり、1日30回を目標に決めました。

主に就寝前だけだった読み聞かせを、朝ご飯の後や、外遊びから帰宅した夕方などにも行うようにしました。

当初、1回の読み聞かせタイムは、5分〜10分位。何冊か読むと、こーくんは別の遊びを始めます。遊びながらも、耳は聞いているだろうと思い、1冊か2冊はそのまま絵本を読みました。

絵本を見に戻ってくることもあれば、そのまま遊んでいることもあり、別の遊びを続けるようなら絵本は辞めて一緒にその遊びをしました。

こんな感じで1日15〜25回くらい。1日30回って結構大変、と思っていました。

それが10日ほど続けると30回を越える日が増えてきたんです。

こーくんが絵本を続けて20分でも30分でも読みたがるようになったからです。

お気に入りの絵本が増え、絵本の中のキャラクター(だるまさんや、ももんちゃん)を真似たり、同じ場面でケタケタ笑ったり歌ったり。本当に楽しそう。

自然にそうなったというよりも、読み手の私が、絵本を読みながらキャラクターを真似たり、歌ったり、大げさに読んで笑わせてやろうとしているからですが。

そして、1ヶ月経った現在も多読を続けています。

丸一日外出していた日や、お風呂上がりにすぐに眠ってしまう日などは十数冊で1日を終えますが、だいたい30〜40回の読み聞かせをしています。

どの本を何回読んだのかは、ミーテというアプリで記録しています。

読み聞かせの反応が書き込めたり、100冊ごとに写真付きの記念ページをつくったりできるので、絵本の記録だけでなく息子の成長記録としても使っています。
(関連:絵本の記録アプリはくもんの「ミーテ」がやっぱり良い。

実は、育児に関して具体的な数値目標を持つのは初めてです。

目標を持ってみて、良い面と悪い面が見えてきました。

早期教育や英才教育の弊害が起こる理由がわかるような気がしてきました。

また別の記事で考察したいと思います。

【追記】
こちらの記事です。
絵本の多読を目標にして実感。親が育児に数字で目標を持ったら子どもはダメになる!

最後までお読み下さりありがとうございました!

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