核家族。夫は転勤族のサラリーマン。近くに親戚も友人もいない家事の苦手な専業主婦のちゃこです。
息子が生後6ヶ月くらいまで、不安になり、孤独を感じ、泣いてしまうことが何度もありました。
夫に八つ当たりすることも頻繁にありました。
元々家の中でじっとしていることができない性格で、新しい物好き。初めてのことも、まずはなんでもやってみようと、考えるより先に行動するタイプ。
頼れる人がいない地でも大丈夫。いろんな子育て支援サービスがあるし、きっとママ友もできる。育児もあまり悩まず楽しくやれるだろうと思っていました。
実際は、全然そんなことありませんでした。幸せを感じる時間もたくさんありますが、正直、生後半年くらいまでは育児が辛い。不安。孤独でした。今思えば、産後うつになりかかっていたのかもしれません。
そんな気持ちを少しでも抑えるために、これまでいくつか育児支援のサービスを利用しました。
もくじ
子育て支援センター
一番利用頻度が高かったのが子育て支援センター。生後4ヶ月のときは週に1〜3回。1回1,2時間程度行っていました。
半年をすぎると平日は、ほぼ毎日、1時間半〜2時間半くらいの利用。
保育士さんが常駐しているので、ちょっとした悩みを聞いてもらったり、赤ちゃんとの関わり方を教わったりできます。
頻繁に行っているため顔を覚えてもらえ、保育士さんから声をかけてもらえることがあるのが嬉しいです。
デビューは生後2ヶ月半くらい。第1子で、こんなに早くから支援センターや児童館に行くのは珍しいと思います。来ているのは小さい子でもお座りができるかできないかくらいの、生後6ヶ月以降の親子。
ハイハイも寝返りもしない、仰向けになって手足をバタバタさせるだけの赤ちゃんを連れて来ているママに、私はまだ出会っていません。子どもが集まる場所なので病気が心配、という方も多いのでしょう。
でも、家の中で1日中赤ちゃん二人きりで過ごすより、ずっと母子ともに刺激があります。
私が他のママや保育士さんと話している間、赤ちゃんは大人の会話を聞くことができます。
他の子どもたちが遊んでいる姿を見るのも良い刺激です。
早くからいろいろな環境で過ごさせることで、場所見知りや人見知りもしにくくなります。(個人差はありますが、現在1歳7ヶ月になった息子はこれまでほとんど場所見知りをしません。新しい場所に行っても、何か面白いものはないだろうかと探索しに行きます。)
支援センターに通って2ヶ月ほどは、ママ友らしいママ友はできませんでしたが、3ヶ月位経つとお互い顔見知りのママと子どもが増えました。
「最近こんなことができるようになったんですよ〜」とか「◯◯するようになって困ってるんですけど、そういうことありませんでした?」みたいな会話ができるようになり、気持ちが楽になってきました。
身内以外の人間から「あら、◯◯くん、おおきくなったね。首もよく持ち上がるようになったね」なんて我が子の成長を認めてもらえることって、普段1人で頑張っている母親の栄養剤です。
図書館の読み聞かせ会
定期的に図書館で読み聞かせ会があり、生後3ヶ月くらいから行っていました。
大人しく聞いていることが多かったですが、ぐずったり、他の子どもにちょっかいを出したりしたら、迷惑になってしまうので部屋の後ろの方で抱っこして聞くようにしていました。
子育て支援センターや児童館でのイベント
支援センターや児童館で、乳幼児向けイベントをすることがあり、そういったものを情報収集して参加しました。
イベントそのものも楽しいですが、同じくらいの月齢のママが集まるので、情報交換ができて良かったです。
赤ちゃんとできる手遊びやダンス、体操などもここで覚えました。
幼稚園や保育園の開放日、出張イベント
月に1回や2ヶ月に1回と、頻度は少ないものの、保育園や幼稚園が一般の親子に園を開放する日があったので、それもよく利用しました。
園によって子どもたちや先生の雰囲気が違うので、保活や幼稚園選びをするママには絶好の機会だと思います。
支援センターにはないような手作りおもちゃなどもあったりして、良かったです。
育児相談の無料電話窓口
強い不安を感じて、なぜか涙が止まらなくなり、どうしようもなくなって育児相談電話にかけたことが2回あります。息子が生後3ヶ月のときと、4ヶ月のときでした。
森永乳業がやっている「エンゼル110番」というサービスです。
泣きじゃくりながら、電話で話したのを覚えています。
託児所や保育園の一時預かり
親のリフレッシュのために、子どもを預けることに、最初は抵抗がありました。
夫が休みの日や帰宅後、夫に子どもを見てもらって、家を出てコンビニや本屋さんに行って一人の時間、自分の時間を持とうとしていたので、
わざわざお金を払って、見ず知らずの人に子どもを預けるのは、何か悪いことのように思っていたんです。
でも、平日の昼間、子どもに笑いかけることも、話しかけることも億劫で、ただただ、どこかに行きたい、一人になりたい、と思うことは頻繁にあって。
母親が、楽しく前向きに子どもと関わるためにも、リフレッシュのための一時保育は悪ではない。そう自分に言い聞かせて、生後6ヶ月のときに初めて利用しました。
予約の電話をするときは、本当に勇気がいりました。
責められたらイヤだな、ダメな母親と思われたらイヤだな、と言う気持ち。
子どもに申し訳ないな、という罪悪感。
生後6ヶ月ということもあり、時間は2時間で、その間近くのカフェに入り、ぼんやり過ごしました。
短い時間だったので、リフレッシュにはそんなにならず、迎えに行った時も苦しい気持ちで、託児してくれた人に泣きながら育児のつらい気持ちを吐き出したのを覚えています。
それ以降、自分が元気になるために、あえて子どもから離れた時間を作る、ということは大切だと実感し、子どもを預けることへの抵抗感は減りました。
託児付きの講演会やママ向けイベント
一時預かりは、基本的にお金がかかります。
ただし、預けている間は自由に時間を使える。
でも、お金を払ってまで、というところが結構ハードルが高い。
「お金を払ってまで子どもと離れたいのか?」「いや、そこまでじゃない。そんなに追い詰められてない。もうちょっと頑張れそう」
そんな自問自答で、一時保育を利用したのは3回だけでした。
その代わり、アンテナを張ってよく利用したのが、託児付きの講演会やです。
地域によって開催頻度は様々ですが、行政が主導になって開催しているもの、民間が開催しているものがあります。
託児は生後半年以降、1歳以上、など条件も様々で、HPで検索したり図書館や支援センターに置いてあるチラシの中から探したりしていました。
・「本を読むことの意味について考える」
・「子供の貧困とその対策」
・「怒らない子育ての方法」
・「資産運用セミナー」
など、育児に関係があってもなくても、託児付きの無料イベントがあれば必ず申し込んでいました。
講演会ですから、会場にいなくてはいけませんが、話は聞いても聞かなくても良い。ただぼんやりしているだけでも良いんです。
子育てのことから離れて、新しい分野の話を聞くだけでも、私はリフレッシュになりました。
これも自治体によりますが、託児付きのママ向け就活イベントや、育児サークル、育児勉強会などもあります。
参加の第一目的がイベントの内容ではなく、託児があることだとしても、母親がリフレッシュするためには良い機会でした。
子育てが辛く感じる、突然涙が出る、不安で孤独な気持ちが押し寄せてくる、などがあったら、産後うつになりかかっているのかもしれません。
そんなときは、いろいろな子育て支援サービスがありますから、思い切って利用してみると良いかもしれません。
私が一番育児を辛く感じていたときに私はNHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」を見て救われた。という記事も書いています。
最後までお読み下さりありがとうございました!