先日、TOEベビーパーク教室の体験談・1歳2ヶ月の息子の反応と感想のコメント欄にて、三人ママさんからご質問をいただきました。
こちらの記事にて、返信させていただきます。
三人ママさんからのコメント
こんにちは。たまたまこちらのコメントを拝見致しました。
脳科学博士の澤口さんが、フラッシュカードは危険と警告をされています。
七田もベビーパークもフラッシュカードを使っていますね。
知識がたくさんある、いわゆるお勉強ができる子を育てられる環境だと思いますが、私はこれからの時代は自分で自ら選択して深く考えていく時代だと思いますし、IQが高くても、結局社会で役に立たない人はたくさんいらっしゃいます。
IQを前面に出して、広告するのは、本当にビジネスですね。莫大な利益を得てるのは、トップのみです。子供を将来何にさせたい等よりも、まずは子供が規則正しい生活を送り、自立できるよう援助し、自然の中でめいいっぱい遊ぶ事が大事です。
習い事や幼児教室はある程度予測された通りに進みますが、自然の中での体験はハプニングばかり。でも、そこから判断力や生き抜く強さのベースができます。
日本の母は幼児教育産業に振り回されてすぎです。
ちゃこより
三人ママさん
こんにちは。コメントをくださりありがとうございます。
フラッシュカードの影響については、賛否両論ありますね。
個人的には、七田式のように一度に何百枚も見せることには抵抗がありますが、1回数枚〜20枚程度見せるだけなら弊害はないのではないかと考えています。
>これからの時代は自分で自ら選択して深く考えていく時代
三人ママさんのおっしゃるとおりだと思います。
画一的な質問に正解を出せる力よりも、自分の好きなこと、興味のあることにのめり込みとことん遊ぶ力。
他者との違いを受け入れ、自分自身が何をしたいか、どう考えるかを表現できることが重要な時代になると思います。
>まずは子供が規則正しい生活を送り、自立できるよう援助し、自然の中でめいいっぱい遊ぶ事が大事
>自然の中での体験はハプニングばかり。でも、そこから判断力や生き抜く強さのベースができます。
そうですよね。私も、息子たちには自然体験をたくさんさせたいと思っています。
私自身がそうだったように。
私の母も、自然体験や規則正しい生活に重きを置き、習いごとや幼児教室はほとんど関心がありませんでしたので、
なんだか、三人ママさんが、私の母のように思えます。
ただ、自然体験をさせるにも、私が育った場所と今住んでいる場所では環境がかなり違っていて
いかに本物の自然に触れさせるかというのを考えています。
シェア畑などのサービスも出てきているのでこういったものをうまく活用できたらいいのかな、と。
三人ママさんは、お子様たちをどうやって自然の中で遊ばせていますか?ぜひ教えてください。
また、私はどうしても幼児教育、早期教育が気になって「これをさせておけば役に立つんじゃないか?」と思ってしまうのですが
三人ママさんはそういうことはありませんか?
いろいろご意見いただければ嬉しいです。
うちのフラッシュカードの取り組み
我が家では、フラッシュカードを気が向いたときにやっています。
公文の漢字カードや星座カード、学研の国旗カード、家庭保育園の絵カード、ドーマンのドッツカードなど。
カードの種類、量は結構なものなんですが、フラッシュカードって準備に一手間かかるので、毎日なんて全くできません。
1ヶ月以上触らないときもあれば、こーくん(2歳4ヶ月)が見たがって何日か連続でやるときがあったりと、気まぐれにやっています。
1回につき多くても30枚程度。1分もかからず終わります。
フラッシュの後は、自由にカードを触らせて絵本を読むときみたいに、カードの内容に合わせていろんな話をします。
こんな感じのフラッシュカードなので、七田式やベビーパークのようなものすごい勢いで爆速インプットオンリーのはたらきかけとは違っています。
ちなみに、家庭保育園で体験を受けた時は、一度に3−5枚だけ。それを1日3回と教わりました。
カードの効果はというと(効果を求めるあたりが幼児教育産業に振り回されている思考なのですが(^_^;))、いろんな分野に関するコミュニケーションが取れていると思います。
絵本を読んだり、図鑑を読んだりするのと並列でカードでもいろんな話ができる、という。
学研の国旗カードはカラフルで国の特徴や挨拶の言葉なども書かれているので、1枚でいろんな話ができます。
こーくんもカードの中では国旗カードが一番楽しそうです。(※正規販売は終了してしまっているようで残念。)
まーくん(0歳3ヶ月)にもフラッシュカードはやりたいなと思っていますが、日々慌ただしくその時間が取れていないのが現状です。
幼児教育、早期教育について
家庭保育園の教材や、ディズニー英語の教材を揃え、家の中ではそういったものを使った遊びも結構取り入れていますが、いわゆる幼児教室にはまだ何も通っていません。
ちゃれんじも気になっているけど受講しておらず、ベビー公文も教室が遠くて辞めてしまいました。
運動系の習いごとは何か一つさせたいと思っています。
できるだけ公園や外で遊ばせ、走ったりいろんな身体の使い方をするように工夫したりしていますが、同じくらいの年齢の子ども同士で身体を使う遊びをさせるには教室に通うのが効果的かなという考えです。
ベビーパークや七田式など知育系の教室は、通いやすいところに教室があり、先生が信頼でき、お金に余裕があればやりたいなとは思ってます。(現実的にその環境が整わないのですが)
育てたい力について
三人ママさんからコメントをいただいて、改めて考えたのですが、やっぱりこれからの時代は私達親世代が育った時代とは大きく変わるでしょう。
学校で全生徒が受けるテストで良い点を取る、というのはあまり本質的ではなくて
何かに熱中し、とことんやり込む力。
それをさらに深めたり発信したりするため、人とコミュニケーションを取れるかどうか。そのコミュニケーションの力。
答えのないものに対して、解決の方針を立て、より良い策に修正していく力。
こんな力が大切になると思います。
落合陽一さん、堀江貴文さん、西野亮廣さん周辺の情報はチェックするようにしていて、彼らのような考え方をする人が活躍する時代になるんだろうと。
こーくんが生まれたときには、あれもこれも0歳のうちから始めた方が良いんじゃないか、と不安になることもありましたが、二人目のまーくんにはその不安がありません。
たくさん話しかけて、たくさん歌って、いろんな絵本を読んで、こーくんと一緒に楽しく遊んでいれば、すくすく育つだろう。
既に2歳まで育った子を見ている二人目だからこその余裕。子とともに、私自身も成長し価値観が変わっていくのを感じます。
三人ママさんは、きっと子育てされる中で確固たる教育観を作られたのではないでしょうか。
コメントをいただき、私も自分の考えを再確認することができました。三人ママさん、どうもありがとうございました!
コメントの記事はこちらです。
【追記】三人ママさんから、さらにお返事もいただきました。子育て、知育早期教育に関してものすごく参考になることがたくさん書いてあるお返事です。ぜひ、皆さんに読んでいただきたいです。